2016/10/13
東京工業大学の大隅良典博士が2016年のノーベル生理学医学賞を受賞されました!
受賞した研究テーマは
オートファジー
でしたが、オートファジーとは何なのでしょうか?
オートファジー
細胞が持っている、細胞内のタンパク質を分解するための仕組みの一つ。自食(じしょく)とも呼ばれる。酵母からヒトにいたるまでの真核生物に見られる機構であり、細胞内での異常なタンパク質の蓄積を防いだり、過剰にタンパク質合成したときや栄養環境が悪化したときにタンパク質のリサイクルを行ったり、細胞質内に侵入した病原微生物を排除することで生体の恒常性維持に関与している。このほか、個体発生の過程でのプログラム細胞死や、ハンチントン病などの疾患の発生、細胞のがん化抑制にも関与することが知られている。
引用:Wikipedia
この細胞が自分の構成要素を食べるという”自食”という一見不思議なものを酵母を使って発見したのが大隅博士です。
オートファジーについてさらに詳しく知りたい!あなたには、大隅博士と共に研究されていた水島博士が書かれた本
「細胞が自分を食べるオートファジーの謎」
でオートファジーについて詳しく解説されています。
この本は科学未来館の化学コミュニケーターおすすめの本です。