2016/10/13
欧米国の受賞が多いイメージのあるノーベル賞ですが、アジアの国々はどのくらいの数ノーベル賞をとっているのでしょうか?
ここではノーベル賞受賞者数のランキングを見ていきたいと思います。
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ノーベル賞受賞者数国別ランキングと日本の順位
ノーベル賞受賞者数の国別ランキングトップ10は次のようになっています。
1位 アメリカ合衆国 339
2位 イギリス 110
3位 ドイツ 82
4位 フランス 58
5位 スウェーデン 32
6位 スイス 27
7位 日本 22
8位 ロシア(含旧ソ連) 20
9位 オランダ 16
10位 カナダ 14
10位 イタリア 14
アメリカ合衆国の圧倒的1位には驚かされます^^;
そして日本ですが、、、
日本人のノーベル賞受賞者は22人(南部陽一郎氏、中村修二氏はノーベル賞受賞時に米国籍となっていたため、ここでは日本人とはカウントしていません)となっており世界7位となっています。
アジアの国で唯一トップ10に入っているのですね。
アメリカ、イギリス等に比べるとまだまだですが、アジアの中では郡を抜いて優れた成績といえるのではないでしょうか。
中国・韓国・インドのノーベル賞受賞者数
日本がアジアの中で唯一ノーベル賞受賞者数国別ランキングでトップ10入りを果たしているということはわかりましたが、アジアの国々におけるノーベル賞受賞者数はどのようになっているのでしょうか?
ビジネス等で何かと日本人と関わりの深い、中国・韓国・インドの3か国について見てみましょう。
データは2016年ノーベル賞受賞者発表前でのものです。
●中国
中華人民共和国のノーベル賞受賞者数は3人です。
内訳は平和賞1人、文学賞1人、生理学・医学賞1人となっています。
2015年に初めて自然科学系のノーベル賞受賞者が出て話題となりました。
●韓国
韓国人のノーベル賞受賞者は過去に1名のみです。
唯一の受賞分野は平和賞で、自然科学系でのノーベル賞受賞者は0人となっています。
●インド
インド人のノーベル賞受賞者数は5人です。
ノーベル賞受賞者の内訳は
平和賞2人、文学賞1人、経済学賞2人、物理学賞1人となっています。
伝統的に数学が強いと言われている国なので、自然科学系のノーベル賞受賞者が多そうなイメージはありますが、2015年時点では物理学賞1名にとどまっています。
3か国とも日本とかなり差がありますね。
今後その差が詰まってくるのか、注目したいところです。